2月に体験レッスンを受けた後、3月よりピアノのレッスンを始めることになった
2年生の女の子と年長さんの姉妹です。

レッスンも2ヶ月が経ちました。

姉妹 「こんにちは〜」
もう慣れてきたのか、普通にリラックスして上がってきました。

ママもすぐあとから
ママ 「こんにちは〜」

2年生のふうちゃん、年長の妹さぁちゃんは机に荷物を置いて、ワークテキストの準備ができました。

先生 「今日は、不思議なポケットはやめて音符カードからです」
姉妹 ニコニコしています。

先生 「今から音符見せるね」

いつも丸だけの音符でフラッシュカードを見せてますが、八分音符や四分音符、棒が下向きのカードを混ぜました。
カードを早くめくり音当てをするトレーニングは楽譜を読むときに役立ちます。

先生 「今日のカードはこれです、船の速さでめくります。わかったら音の名前を言ってね」

姉妹が椅子に座り、足をパタパタさせながら、首を上下に振ってOKサインを出しました。

先生 「はい」
ふうちゃん 「ファ!」
さぁちゃんお姉ちゃんみながら
さぁちゃん 「ファワァ」
自信100%じゃないようです。

先生 「はい」
ふぅちゃん 「ソ!」
さぁちゃん 「ソォ」
わかりやすい、まだ自信がない様子。

どんどんカードをめくります

先生 「はい」
ふぅちゃん 「レ!」
さぁちゃん 「レェ〜」

先生 「上からも下からも3本目につきささった団子のまるは、シ!」

ふたりと目が合いました
先生 「今日はこのシ、覚えて帰ってね」

先生 「じゃもう一回戦、はい」
二人 「レ」
先生 「はい」
二人 「ファ」
先生 「はい」
二人 「ド〜〜!」

元気よく、いけましたので
先生「この四分音符のシはふぅちゃんがシって当ててね、この白い丸のシはさぁちゃんが
シ!って言うてね」

先生 「ではいくね、はい、はい、はい」

はいの合図で、カードをめくっています
ふぅちゃん  「シ!」
先生 「はい、はい、はい」
目が合うけど、言えないので
ママ 「シ、きたよ、シ」
さぁちゃん 「シィ」

先生 「よし、もう一回カードめくるよ、はい、はい」
ふぅちゃん 「シ!」
先生 「はい、はい、」
さぁちゃん 「シ!!」

先生 「よしっ、よくできたね、ノート出して、シを書きます、まずはト音記号書こうか」

ふうちゃんがノートを開きます。
先生 「この、線から」
ふうちゃん 「うん」
先生 「上手、ひとりで書かこうか」
ふうちゃん 「うん」

ママ 「ここから」

と助けてくれてます。
先生 「これをえどってね」

さぁちゃんの、ノートに薄く渦巻きを書きます。
先生 「えどってね」

ママ 「先生書いてくれたよ、上から書いて」
ふぅちゃんは、2個目

先生 「そうそう、上手に、書けてるよ」

2人が5個づつ書いたところで、
先生 「これから、シを5個書いてくれるかな」。

ママ 「これは違うから書き直そう」

消してくれてます。
ママが一言添えてくれるだけで、子供のやる気スイッチはマックスです。

先生 「次はさぁちゃんの、ワークの中からリズムのお店屋さんをするね、なんて書いてあ
る?」

ふうちゃん 「ゼリー」
さぁちゃん 「だんご」
先生 「その品物を言いながらリズム打ちして叩くよ」

みんな 「ゼリー!
ぱんぱー(ぱんぱん、さぁちゃん💦)♪

「リー」と伸ばすリズムの説明しました

先生 「だんご!」

みんな 「パンパンパン(余裕)♪」

先生 「次何選んでする?」

さぁちゃん 「やおや!(品物違うけどいきます)」

先生 「せーの」
みんな 「パンパンパン♪」

先生「先生が歌うから買いたい品物決めてて、♪やーおやのお店に並んだ〜♪だいこん!」
みんな 「パンパンパンパン」

先生 「♪よく見てごらん考えてごらん♪プリン!」
みんな 「パンパンパン♪」

パチパチパチ
先生 「出来た〜」

ママ 「だんだん難しくなるね」
とさぁちゃんに話しかけてます。

こんな時は、難しいと洗脳したらダメですよ。難しくなってるのに、よくできたね!って褒めてあげたらもっとできるようになります。
お試しアレです。

先生 「さぁちゃん待つ間は、ワークゾウさんのページねふうちゃん待つ間は、英語が書い
てあるとこ仕上げようか」

ふうちゃん目がキラキラ
先生 「でもこれ、イタリア語なんで!ピアノ、メッゾピアノ、メッゾフォルテ、フォルテ
だんだん音が大きくなる記号ね」

私たちは記号で、音楽の表情を表現することができるのです。

ママ「まっちょるあいだにやるんで」(まっちょるとは「待っている」って方言です)

と言いながらお姉ちゃんの近くにママが移動して見てくれます。
よく、気の利きく優しいママです。

先生 「じゃさぁちゃんこっちに来て用意ね」

知らぬ間に椅子に乗ってます😊
もうずいぶんと慣れたみたい

先生 「じゃやろうか」
さぁちゃん 「うん」
と頭を下に降りました

先生 「右手あーげて」

実はママが、英語を書くお姉ちゃんに集中してて、今日は右手上げてママに褒めて貰いたそうな目線で右を向きながら、静かにそろぉと右手を上げます。

先生 「おぉ素晴らしい、できた!左あーげて」
さぁちゃん、そろぉっと左手あげながらママをチラ見

先生 「出来たからテキスト弾くね」

ドを7回弾いてお休み、8回弾いて終わる曲です。

先生 「さぁちゃん右手グーして、ふわっと開けたら親指はドーへ動かします」

位置が左へ寄りすぎてました。
作戦変更

先生 「さぁちゃんブッブーするから、はい、ピース、先生がブッブーとクラクションの音
を黒鍵で鳴らしたら、続いてさぁちゃん」

先生 「ブッブー♪」

さぁちゃん、色んな場所に指を動かしながら

さぁちゃん 「プップー♪」
先生 「お腹の前のプップー」
さぁちゃん 「プップー♪」
先生 「はい、そのままおとうさん指下ろしてドー!」
さぁ 「ドー♪」

よし、いい感じ。そのまま、テキストに入ります。

さぁちゃん 「ドド〜♪」
うまくお休みも取れて速さも一定で弾けてます。

次は左手のドです。
場所は、分かるけどプップーをしなきゃと指がひっくり返って探してました。

先生 「さぁちゃん、左手ね、3つのお指でブッブーするんよやってみる?」

ドヤ顔さぁちゃんはトライします。

先生 「そうそう、そのまま親指下ろした!」
さぁちゃん 「ドー♪」
先生 「そのまま置いてて」

テキストを指します。
先生 「さんはい」
さぁちゃん 「ドドド〜♪」

うまく弾けました。
次回はレに挑戦させたいので、
絵本の音符トレーニングです。

先生 「アヒルさんが散歩します」

さぁちゃん 「ドレドレ♪」

先生 「もう一回弾いて終わるよ」
さぁちゃん 「ドレドレ♪」
先生 「はい、終わります」
椅子からのそりと降りてママへ駆け寄りました。

ママ 「よくがんばったね」
嬉しそうなさぁちゃん。

お姉ちゃんが動き出しました。
ふぅちゃん 「英語書いたよー!!!!」
先生 「うわぁ、凄い」

音楽用語のp(ピーと書いて、ピアノと読みます)、f(フォルテ)などをたくさん書いて見せてくれました。
なぞっただけじゃなくて、音楽用語の説明まで、まねて美しく仕上げてくれてました。
ママのアドバイスです。
こういう風に、きれいに仕上げてくれているのを見ると、心打たれます。
しかも、この2人のワークにはそれぞれの色塗りをしてカラフルです。
一杯シールを貼りたくなります。

ふぅちゃんをエレクトーンに座らせました、

先生 「こないださぁちゃんが、ワークする時かえるの歌を弾いてたでしょ、今日は手伝っ
て!」
ふうちゃん 「うん」
と言って了承してくれたから、ドレミの場所へ手を用意してもらいました。

先生 「さぁちゃん、カエルのワーク開けてくれる?」
ママ 「はい開けよう」
先生 「お姉ちゃんが弾いてくれるから、鉛筆持ってカエルピョンピョンさせてね」

ワークのガイドラインを音楽に合わせて鉛筆でなぞっていきます。

ふうちゃん 「ドレミファミレド♪」

先生 「ミファソラソファミ♪」
ふぅちゃん 「ド、ドド、〜♪」
さぁちゃんは、フリープランでえんぴつをすらすら動かせて終わりました。
先生 「できた?」
ママ 「めちゃくちゃでした(笑」

ちょうどふぅちゃんも、速くは弾けないので、2人して、それぞれの練習ができそうです。
ふうちゃんはニコニコしてます。

先生 「さぁちゃんお姉ちゃんがゲロ、ゲロって弾いたらえんぴつ動かして」

先生 「もう一回!」
ふぅちゃん 「ドレミファ〜♪」

先生 「じゃ書くよ!」
ふぅちゃん 「ド、ド〜♪」
さぁちゃん、今度はリズムに合わせてサラサラ動かせてます。

終わったらみんなで和みつつ
ふうちゃんはピアノに移動です。

前回は爪がすごく伸びてました。
爪は長くして弾いてると、横に割れしたりして始末が悪いので、
ぜひ切って練習して下さい。

今日はすっかり短くなって弾きやすいそうです。

ピアノに移りながら、こう話してくれます。

ふぅちゃん 「ふうは魔女の宅急便全部弾ける!」
先生 「本当??うわ、楽しみ」

ふうちゃんピアノに座りました。
先生 「前弾いてたテキストの曲、一杯、ドドドがあるから、右手、次は左手と交代で弾い
てみよう?」

ふうちゃん 「うん」
先生 「先生から弾くね♪〜♪」
ふうちゃん 「右手ドドド〜♪左手ドドド〜♪」

先生の間に片手づつドドド〜を弾きました。
先生 「いい感じ!さっきね、ピアノ、フォルテって書いたやんピアノってどんな感じ?」

ふうちゃん 「小さい」
先生 「そうそう、小さくて優しい感じね。フォルテは?」
ふうちゃん 「大きい」
先生 「大きくて元気なかんじね弾く前にピアノ、フォルテって言ってみるね」

先生 「♪〜♪次 フォルテ!」
ふうちゃん 「(大きい)ドドド〜♪」
先生 「♪〜♪ピアノ!」
ふうちゃん 「(小さい)ドドド〜♪」

先生 「そうそう。いい感じでは音当てするね」

この辺りで空気が変わります。
まだおうちに練習楽器がなくて、音当ては自信がない感じです💦

先生 「ドレミファソって弾くよ♪〜これは?」
ふうちゃん 「ファ」
先生 「鍵盤見て見て、なんやった?」
ふうちゃん 「ミィ。。」
先生 「次ドレミファソ♪〜」
ふぅちゃん 「ミィ」
先生 「先生のお指見て」
ふぅ 「レェ。。」

という感じでしたが、最後には
ドの音が当てられたので、曲に行きます。

先生 「魔女の宅急便行こうふうちゃん、どこ弾けるん?」
ふうちゃん 「全部!」
先生 「え??
                シドレーも?」
ふぅ 「うん!」
先生 「ドレミーも?」
ふうちゃん 「うん!」
先生 「レミファファファミレドーも??」
ふぅちゃん 「うん!
先生 「へぇ、一杯練習してきたん?すごいやん!」
ふう 「うん!!」

とっても感動!!!

先生「じゃ聞かせて貰おうか手伝わんよ。いいか?」
ふうちゃん、にやりと笑みを浮かべながら弾く用意をしました。

先生 「どうぞ」

ふうちゃん 「ソードドド〜♪」

先生 「うわっほんまや、最後まで弾けたやん
お母さん!ふぅちゃん最後までひとりで弾いたよ!」

ママは笑ってます。
一緒に、練習してくれたんですね。驚きもせず、笑ってます。
さすが、努力の賜物です。

先生 「じゃ遠慮なく、横で伴奏するけど大丈夫?」

ふうちゃん 「うん」
先生 「いちにいはい」
ふうちゃん 「ソードドド〜♪」

いい感じで合わせれました。
先生 「もう一回弾くよ」
ふうちゃん 「うん」

先生 「いちにいはい」
ふうちゃん 「ソードドド〜♪」

安定して弾けます。
先生 「この曲続きあるけどどうしたい?弾きたい?歌いたい?」
ふぅちゃん 「歌う」
先生 「わかった、準備しとくね」

テキストを、見せました。
前に弾き始めた曲
先生 「どう?難しかった?」
ふうちゃん 「うん」
と頭を振ります。

先生 「それじゃ、キラキラ星があるから、テキストのページ飛ばしちゃうけど、
この曲にする?」

ふうちゃん 「うん」

歌っている曲(英語で歌ってくれてます)だから、
ドレミを教えるとすぐに、弾けます。

先生 「最初は先生弾くよ♪〜、はい、つぎ弾くよ」
ふぅちゃん 「ソソファファ〜♪」

まずは、知っている曲からレパートリー貯金をする事にしました。
ピアノやフォルテを復習できる曲を次回からレッスンします。

みんなのところへ戻ったところで

先生 「今日は座ったままリズム打ちしなら歌うねロンドン橋を歌うことにしよう」

先生 「♪ローンド橋落ちる〜♪」
歌に合わせながら
姉妹 「パンパンパーン♪」

ママ 「ちょっと合わんかったぁ」

先生 「じゃもっかい、しまーす♪ローンド橋落ちる〜」

姉妹とママ「♪パンパンパ〜」

今度はいけました。

先生 「今日はこれで終わります」
ふうちゃん 「えーーーーーもっとしたーーーい」
ママ 「こらこら、何を言いよん!」
先生 「あ!わかった キラキラ星の英語の歌やろう」

ママ 「先生、すみませぇん」

「えーーー、もう終わるん?」とか
「えーーー今度、おやすみなん」
「えーーーー!」
って、言ってくれるの、とっても嬉しいです。

でも、お休みしますけど。

さて、歌の歌詞カードを用意しました。
先生 「さんはい、ツインクーツインクー♪」

さぁちゃんにはカタカナで書いてあげたメモがあります。
指でなぞってあげてるのに、お姉ちゃんを見ながら歌います。

え?なんで?と先生の疑問、さぁちゃんの視線はずっと姉ふぅちゃんを
ガン見しながら歌います。
おかしくなって、先生が大笑いしたら、ふぅちゃんも笑いながら

ふうちゃん 「私はカタカナメモ見て歌った!」
さぁちゃんすまし顔

ママ 「ここ見て歌ったら?」とカタカナ歌詞メモを指差します。

という事でもう一回歌います。
みんな 「♪ツインクーツインクー〜♪」

さぁちゃん、カタカナの歌詞に目をやりながら、
ふぅちゃん は楽譜の英語を見ながら、しっかり歌えました。

先生「ではおしまい!」
ママ 「さぁさぁ、ちゃんと言って」
姉妹 「ありがとうございました」
ママ 「自分でお片付けして!」
姉妹なかなか動きません
先生 「いーち。にーい。。」

お姉ちゃんはマッハの片付け
さぁちゃん、なんとなく急いだお片付け

ママ 「先生ありがとうございました。
ピアノが楽しみで、早よ行こう!早よ行こう!って、土曜日楽しみにしています」

先生 「うわぁ!嬉しい😊、来週も楽しみに待ってるよ」

さぁちゃん 「マックマック(マクドナルドに行くようです)」
上手に出来たら、ご褒美は大事!

玄関でひとりづつ、
姉妹 「ありがとうございました、さようなら!」×2
ママ 「ありがとうございました」
先生 「さようなら、また来週ね」

今日も駐車場で、楽しそうな3人の声が響き渡っています。

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