先週、この12月に発表会があるので、出演しませんか?と
お話をしてから2回目のレッスンです。
ふうちゃん 「こんにちは」
ママと妹さぁちゃん「こんにちは」
年長さんのさぁちゃんは、サンダルを脱ぐのに玄関のマットの上に座り
自分で脱いでいます。
なんとか脱げたら、お部屋に入ってから消毒です。
発表会に出るのは、自信がないとのことで、ここのところ
あまり元気のないレッスンになっています。
いつも音楽で必要な音当てや、音符カードをしてから弾いてもらうのですが、早速お姉ちゃんのレッスンをすることにしました。
先生「幸せなら手を叩こうの英語の曲、今日歌うよ
イッツア、ハッピー〜♪」
2年生の姉ふうちゃん は、何のためらいもなく、先生が英語で歌ってるときに
カタカナの歌詞カードを見せたら、2回目から、すぐに一緒に歌ってくれます。さらっと歌ってもらい、姉からレッスンを始めます。
ピアノに向かっているけれど、忘れているカリキュラムをさせたくて
ふうちゃん 「ピアノからちょっとこっちに戻ってきて」
ふぅちゃん が先生の近くに戻ってきたところで、先生の秘密兵器を出しました。
カエルぴょんぴょん、お指の形を矯正するおもちゃです。
ピアノを弾く時の、指の形と力の入れ方のコツを掴むためのものです。
先生も練習をしないと変な方向にカエルが飛んで行ってしまいます。
まずは先生がお手本。
先生「ここのお指をまっすぐにしないで、ちょっと丸くすると、ピョン」
赤いカエルが上手に飛びます。
赤いバケツを狙ってもう一回
先生「ピョン」
見事に、バケツにイン!
先生「ふうちゃん の番」
ふうちゃん の指がカエルの上に乗りまして、先生が、形を作ってあげます。
ふうちゃん 「ピョン」
うまく飛びません。
先生「ここのお指のこの辺りに力を入れてみて」
ふぅちゃん 「ピョン」
ナイスイン!
ふうちゃん 、さっきまで元気なさそうだったのに、めちゃくちゃニコニコしながらピアノへ向かいます。
そして座ったので、テキストの進み具合のおしゃべりをします。
先生「このページのペンギンさんは合格、きらきら星もほぼ合格
次からは、ちいさなほしを仕上げていこうね
今からキラキラ星を一緒に合わせて弾くよ」
ふうちゃん はうなずいていますので、
先生「さんはい♪〜」
ふぅちゃんのピアノは力強くて、丁寧に弾いてくれます。
ヤマハのテキスト、「ペンギンさんのさんぽ」で強弱のレッスンをしていたので、キラキラ星の強弱のつけ方が、とってもじょうずです。
先生「ふうちゃん 、この曲もいいよ、合格のシール貼るね
バーナムを弾こう」
ふうちゃん 「うん、ドレド〜♪」
ていねに弾いてくれました。
バーナムのテキストは、簡単な絵が書かれてあり、そして簡単に弾ける8小節程度の指の練習曲です。
負担なく進んでいけるので、当ピアノ音楽教室のレッスンではよく使用しています。
先生「次、魔女の宅急便、弾こう、いこう!」
ふうちゃんは、ピアノに座ると、ほとんど話さなくなります。
ピアノから離れた瞬間に、大きな声を出して元気になります。
緊張してるのかもしれないです。
先生「ふうちゃん 、ひとりで弾いてみよう」
ふうちゃん 、なんの抵抗もなく弾いてくれます。
ふうちゃん 「ソソファソラソ〜♪」
そうそう、実は魔女の宅急便を発表会で弾くことにしたので、イントロを付けて楽譜を書き直しました。
よく練習をして、お指も覚えて最後まで、落ち着いて弾けていました。
弾きづらい所は、テンポは落ちますが、頑張って弾いてくれています。
今度は先生と一緒に合わせて練習します。
先生「合わせて弾こうね」
ふうちゃん 「うん」
首がこくんって動かして、オッケーの合図が出ました。
先生「さんはい」
ふうちゃん 「ソソファソラソ〜♪」
お指の動きも、気にかけながらよくできました。
えらい!!ふうちゃん !
先生「じゃ、さぁちゃんの待っている間に、先生がひらがなで書いてるドレ
ミを音符にして仕上げてね」
ママ「はい、わかりました」
可愛いママです。
妹さぁちゃんは、発表会の話をした時
さぁちゃん「いやいや、いやいや」
と警告の合図を出してから、スローな動きに変わっています。
なので待つ間に
先生「音を当てて下さーい、弾きますよ
ドレミファソ♪ ポ〜ん♪」
ふうちゃん 「ミ!」
先生「正解」
ふうちゃん、少しづつ音当ての感触がつかめ始めた様子。
ママ「わからんわぁ〜」
ママがそう言ってくれると、子供は得意げになりまして
しっかりと伸びます!!
ママの一言のポイントが高い!
さぁちゃんはポカ〜んとしながら、2、3回目には参加し始めました。
先生「はい、次の音 ドレミファソ♪ポ〜ん♪」
ふうちゃん 「レ」
さぁちゃん「ミ」
意見が割れました。
先生「ふうちゃん 当たり!」
さぁちゃんも表情がほころんび始めたのでレッスンを始めます。
姉ふうちゃん のノートへの音符書きは、ママがいつもそばで張り付いて見てくれます。
お子さんは、嬉しいですよね。
良い親子関係を、いつもほのぼのと拝見しています。
ではでは妹ちゃんスタンバイ
実は先週、発表会の話をしてから、いたずらちゃんの火をつけてしまい
目を離すと、なんかやってしまっています。
そして、ちょっと不機嫌そうな様子でレッスンを受け始めています。
先生「じゃ、始めようか」
絵本のテキストを、今日は先生が弾きまして、
「青いページ」「黄色いページ」
青は、少し寂しそうに聞こえる短調で、
黄色は、ハツラツとして聞こえてくる長調なんです。
先生「さぁちゃん、今から先生が弾くのが、青いページか、黄色いページかを
当てるんで」
と言って、弾くときの手を隠して弾き始めます。
もう黒鍵を弾く時が、青いページなんだと覚えているので、鍵盤を隠すと
ヤラレターみたいな表情をします。
先生「ドーレー〜♪」
体をよじって、先生の手元を見ているので、こちらも負けじと隠します。
ニコニコ笑いながら、諦めて考え始め出して
さぁちゃん「あお」
先生「そうで、当たり、見たらダメやで!お耳の練習
もういっかい
ドーレー〜♪」
手で、しっかりガードします。
さぁちゃん、笑いながら
さぁちゃん「きいろ」
先生「そう!よくできた、見んでもできるやん」
いつもくらいに、テンションが整いましたが、今日は
初心に戻ってもらい、来てすぐにしていた、右手、左手の確認をして見ます。
先生「右手あーげて」
さぁちゃん、右手上げる。
先生「左手あーげて」
さぁちゃん、左手あげる。
なんも言わないのに、黒鍵を鳴らす「ブッブー」を始めました。
なので
先生「ブッブー、ド!」
と鍵盤のドの確認を何回もして見ました。
先生「今日、テキストの弾けていたページも弾くね」
さぁちゃん、コクリとうなずきます。
姉妹とも、楽器の前ではあまり喋ってくれません。
でも終わって帰るときは
姉妹「マック!マック!」
などと、はしゃいでいます。
妹は、テキストの4曲ほどを弾き終えました。
最近「チューリップ」を楽譜にしてあげているので、弾いてもらいます。
先生「さぁちゃん、チューリップ弾こう」
さぁちゃん「ドーレーミー♪」
曲を弾きたいのか、待ってましたと言わんばかりに、ちゃっちゃな手を広げて、すぐに弾き始めて、音を鳴らしてくれます。
弾いている場所が、鍵盤の端っこの方を狙うので、お指がいつも落っこちそうになりながら弾いております。
そのうちに、この弾き方も指導しますが、今は弾くことに集中してもらっています。
と、ふうちゃん が音符書きが仕上がったので、妹のそばにやって来ます。
先週はお姉ちゃんも、手を鍵盤に置き弾き始めて、
さぁちゃん「や〜めーてー!
と初めて、姉にブーイングを出す姿を見ました。
実は、次に「カエルの歌」も、さぁちゃんは弾けるようになりましたので
レッスンをするのですが、妹さぁちゃんが、音楽ワークを仕上げるときに
先生の代わりに、お姉ちゃんに「カエルの歌」を弾いてもって、お手伝いをしてもらっていました。
だから、ふうちゃん も、弾きたかったんでしょうね。
今日も近寄って来ましたが、妹さぁちゃんが弾いているのを、温かく見守ってくれています。
先生「さぁちゃん、チューリップを先生と弾いたら次は「カエルの歌」を
弾こう」
納得したら、首が上下に動きます。
さぁちゃん、コクン。
先生「さんはい」
さぁちゃん「ドーレーミー♪」
終わりの頃、楽譜と違う場所を弾き始めました。
姉ふうちゃん 「音が違っとる、違う」
と、ずっと付いて見てくれています。ほのぼのですね。
先生「さぁちゃん、このお指こっちよ」
さぁちゃん、お指の場所を直して、最後まで弾きました。
先生「はい、最後までよく弾けました、次「カエルの歌」
行きましょう」
と言った瞬間の、姉ふうちゃん の満面の笑顔。
先生「さぁちゃん弾いてくれる?さんはい」
さぁちゃん「ドーレーミー〜♪」
お休みがあるリズム「ゲロ、ウン、ゲロ、ウン」
ゲロとところはドと弾くのですが、この辺りから、暴走します。
今日は、隣で一緒に歌ってあげて終わりとしました。
先生「今日、何のお歌にする?」
ふうちゃん 「アルプス一万尺ーーーーー!」
と言うことで、最初に来て一緒に歌い始めた「アルプス一万尺」を
歌います。
姉妹「アル〜プース〜♪」
歌の途中の合いの手を、姉ふうちゃんの「ヘイ!」で盛り上げてくれてます。
姉妹、先生、ママ「ランランランランラン!」
先生「はい、今日はこれで終わりにします」
今日も元気いっぱいでレッスンフィニッシュです。
ふうちゃん 「ありがとうございました」
ママ「ありがとうございました、今日は調子が良くなくて2日前
からしか弾けていなくて」
先生「大丈夫よ、ちゃんと対処しますから遠慮なく、お話ししてくださいね」
ママ「ありがとうございます」
今日、元気がなさそうにして来た原因が、終わってから判明です。
気持ちと体調は別々ですもんね。
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